公開ステージへの出演のお勧め:さくらOne 八王子ピアノブログ

八王子のピアノ教室

公開ステージへの出演のお勧め

八王子さくらアカデミーピアノ教室では、ピアノを習い始めて1年以上経った生徒さんには、公開ステージへの出演をお勧めしています。それ、またとない素晴らしい経験ができる場だと思っています。数か月、あるいは半年、あるいはそれ以上かけてピアノ教室で勉強した曲をお客さんたちの前で披露するのです。でもステージ上にいるのは自分だけ。たった一人きりなのでとても勇気の要ることです。自分自身の指が紡ぎ上げるメロディーとハーモニーを、客席にいる方々に届けるべく、88鍵もあるピアノを操るということは、よく考えたらすごいことではないでしょうか?

ステージ上でピアノを演奏するということはどういうことなのか?

それはある意味では普段のピアノ教室での練習と全く同じで、また、別の意味では全く相反することだと言えます。いつもと同じ曲を弾くのだし、いつもと変わらず音楽を楽しむ。だから例えステージ上でも、やることは普段と変わらない。そう捉えることもできます。ただ、ピアノという楽器は持ち歩くことができません。ステージ用にあらかじめ用意されているようなピアノは、奥行きが2メートル半以上あります。おそらく普段弾いているものよりかなり大きいでしょう。大きい楽器ほど、出せる音の強弱の幅も広く、しかし扱いが難しくなってしまうのです。その代わり、表現の幅はぐんと広がるのですが。またステージの大きさに関しても、ど真ん中にピアノを置けるくらいですからレッスン室の何倍もあるでしょう。客席も含めたら、相当な広さになるはずです。そういう場所でピアノを弾くと、自分の耳には全く違う風に聴こえます。反響と余韻があるからです。音楽的な観点で言うとそこが良いのですが、初めはとても戸惑われる方もいるかもしれません。

総合的に言うと……

ステージでピアノを弾くところの演奏効果は、とても高いということになります!ただ、前述した通り、指に感じる感覚はいつもと違うし耳に入ってくる音もいつもと違う。おまけに客席からは幾多の目線が刺さってくるので緊張するし、異常事態なわけです。このような中で自分がピアノで奏でる音を、広い空間に響き渡る音を楽しむには、どうしたらいいのか。それには、いつもピアノ教室でしている練習の時の意識の仕方が大きく関わってきます。八王子さくらアカデミーピアノ教室では、いざステージに立ったときでも心構えができるようにピアノの指導をしています。皆様も、ステージでのピアノ演奏を目指してご一緒にピアノを学んでみませんか?