ピアノ初心者の子どもが上手くなるための練習方法:さくらOne 八王子ピアノブログ

ピアノは3歳から6歳くらいまでに習い始めていると、絶対音感を身に付けやすいと言われています。なるべく早いにこしたことは無いんですが、小さいお子さんだと集中力がなかなか続かないのが悩みの種ですよね。ピアノに向かってお母さんが一緒に座っていても、すぐに飽きてしまうのが困りもの。少しでも上達して欲しい・・・そんな願いをかなえるための効果的な練習方法をご紹介したいと思います。

まずは5分でもピアノの前に座らせましょう!

少しでも早く次の課題曲へ進ませてあげたいあまりに、嫌がる子供をむりやりイスに押し付けてピアノを弾かせる毎日・・・なんてことはどこのご家庭でもよくあること。ところが、小さいお子さんの場合は1曲全てを弾かせるだけでも一苦労ですよね。集中力がないと楽譜も覚えられないので、なかなか上達しないという悪循環にもなりがちです。そんなピアノを始めたばかりの頃は、上手に弾こうと練習するよりも「ピアノを生活の一部にしてしまう」ことが上手くなるための近道なんです。

まず、5分でも10分でも良いので必ず毎日ピアノを弾くようにしましょう。どうしてもやる気が起こらない場合は、極端にいうと全く弾かなくても良いので、とにかく、ピアノの前に毎日1回は必ず座ることを目標にしてみましょう。そのうちに、ご飯を食べたりテレビを見たりするのと同じように、ピアノの前に座るということが日課になってきます。ピアノはある程度練習量に比例するので、毎日手を動かしておくことが大前提になります。上達するために努力するのは、その後からでも決して遅くはありません。

「集中力」が一番の特効薬

毎日ピアノの前に座れるようになってきたら、次は少しづつ練習時間を伸ばしていきましょう。昨日は20分だったら今日は25分、明日は30分とちょっとずつで良いので集中力を鍛えていきましょう。初心者の頃は、この「集中する」ということがなかなか出来ないので、日によっては練習時間が短くなってしまうことがあると思います。そんな時でも翌日には5分でも長く集中できるよう継続していくことが大切です。

ピアノの練習で集中することを一度覚えてしまえば、あとは練習する内容はいくらでもカスタマイズできてしまうんです。逆にいうと、なかなか上達しない人は集中力が続かないため、いつも同じところでつまずいて諦めてしまうケースが多いです。前にも言ったようにピアノの上達は練習量、つまり「時間」に比例します。最初の頃はそれだけと言っても過言ではないかもしれません。

【八王子のピアノ教室:ピアノ初心者の子どもが上手くなるための練習方法】のまとめ

最初の頃はどうしても急いで上達したい、この曲を早く弾けるようになりたい、と焦ってしまいがちです。しかしピアノは曲を弾けるようになる前に、まず練習に耐えれる土台を作ってあげることが大切。無理な練習をお子さんに強制してしまった結果、ピアノ嫌いになってしまってはもったいないですよね。無理をせず親子でピアノを楽しめるよう、今回のアドバイスをぜひ参考にしてみてくださいね。